行政書士試験の問題には、ある一定の法則が存在しているようです。
私はこの試験を2回も受験しましたし、過去問も10年分を繰り返し解きましたので、その傾向が何となく見えてきたのですが……
はっきりと分かりやすく説明するために、私が受験した平成20年度の試験を例に挙げて、行政書士試験の傾向を分析してみましょう。
平成20年度の試験に出題された、法令科目と一般知識の問題の配点を見ると、とてもおもしろい結果が見えてきます。法令科目を出題が多い順にランキングにしてみると、以下のようになるのです。
1位 行政法 92点
2位 民法 76点
3位 憲法 28点
4位 地方自治法 20点
5位 会社法 16点
6位 基礎法学 8点
7位 商法 4点
※法令科目は合計244点、一般知識は56点
行政書士試験研究センターの合格基準によると、法令科目は合計244点中50%に当たる122点をクリアしていればいいのですから、極端な話をすれば、行政法と民法さえ満点であれば、ほかの科目は捨ててしまっても合格できるのです。(合格するにはほかに、一般知識の40%、全体で60%の得点が必要になりますのでご注意!)
それだけこの試験は『行政法』と『民法』、そして『一般知識』にウエイトを置いて出題されているということがよく分かると思います。
行政書士試験は、この3つを制することが合格への近道となるのです。
行政法は日常生活にあまりなじみもありませんし、苦手としている人も多いかもしれませんね。比較的オーソドックスな問題が多いので、しっかり基礎を叩き込んでいれば確実に得点できるはずです。
試験まで時間が足りない! という状況に陥った場合には、最低でもこの3つだけはしっかりと抑えておく必要があるでしょう。